中学に入る前から息子に伝えていたのは
「部活には入るように」
ということ。
なぜ部活?と思うと思うけど、やっぱり友達ができやすいから。
週に何回か定期的に会う相手がいるって、息子の人となりも知ってもらうことになる。
共通の話題があると人との距離感が微妙な息子でも何とかなるはず。
ただね、部活の内容を選ばないといけない。
バスケに吹奏楽、サッカーなどなどちろいろ仮入部してましたが
最終的に選んだのは仮入部もしてない“美術部”
絵を描くのが好きだからなのと、仮入部に行った部活はいいものはなかったからぽい。
週2日の部活だったけど、入部したものの馴染むまでに時間がかかった。
1年生の時は夏休みは部活に行かなかったし、部員も少なかったから面倒くさくなると、1年生は休むことも多かったみたい。
自宅に私が帰ると部活の時間なのに家にいて理由を聞くと
「〇〇(部活の1年生の男子)が部活に行かないと言うから、部活は言ってない。」
ということを何度も聞いた気がする。
2年生になると、息子の人となりがわかるようになったのと、
何より同じクラスに美術部の女子がかたまり、息子に話しかけるようになった。
息子自身、頼まれると嫌とは言いづらいので、雑用も頼まれたりしていたみたいで、それをきっかけに3年生の先輩とかとも仲良くなった。
先輩が修学旅行のお土産とかを買ってきてくれて、嬉しそうに話をしていて、楽しいんだなと思ったのよね。
3年生になり、クラス替えで美術部が誰もクラスにいなかったことが、息子的にはショックだったみたいだけど
LINEの部活のグループでのやり取りをする機会もあり、
夏は卒業制作のために何日も部活に行っていた。
夏の卒業制作で部活は引退。そこからは少し疎遠になってたけど
受験の時は、LINEのグループ内で3月の展覧会の話をしていたらしく、息子がそこに入ろうとしたら
「あんたはそんなこと考えてなくていいなら、もう寝なさい。明日受験でょ」
と言われたらしい(笑)
最後の展覧会の時に、夏の黒板アートの卒業制作の動画が流れていて
動画の中の息子は楽しそうで楽しそうで、中学生活の中で部活に支えられたものが大きかったんだと、動画を見ながら感じたんだよね。
いい仲間に恵まれたね。
美術部との交流は高校に入ってもあるようで、高校の夏休みに部活の仲間と焼肉に行ってました。
高校に入っても、その経験からか
“部活に入るのが当たり前”
と言うのがあり、文化祭でみたダンス部に憧れを抱き、仮入部一日目から入り、ダンス初心者だから頑張って毎日踊っている。
今度中学になる妹にも
「部活は入った方がいいぞ」
と伝えていました。
息子の人生の中で凄くいい経験になったと思っている