子どもに発語がないのは、親の関わりに問題があるからなんですか?

今回は子どもの発語、言葉についてのお話をさせて頂きますね。

 

お子さんに発語がないと
「もっと親がかかわらないからだ。」とか、

仕事をしている人ならば
「仕事をしているから、(関わる時間が短いから)言葉がゆっくりなのよ。」
とか、

本の読み聞かせをしてないと聞けば
「本のよみ聞かせをしていないからよ。」
なんて周りから言われて、親は傷つくことが多いですね。
  

「子どもが話をしないことに、

私だって悩んでいるのにそんなに責めないでよ。」

と思いながらも、

 
”私の関わりが悪いのかな”とか、

ママが自分自身を責めてしまう、そんなこともありますね。

 

 

言葉の発達のプロセスとは?

「言葉」ってなぁに?!ということなのですが、
言葉の獲得は関係に伴い発達すると言われています。
 

通常は言葉は、

子供が”これはイヌ”というように、
単語で覚えるのではなく、

子供が大人と一緒の時に
「これ!」
とイヌを指をさしたときに
「わんわんだね~」
と親に言われることで、最初は

「ワンワン」

という単語を覚えます。

 

”これはワンワンというんだ”
という風に認識できるようになります。

 

それが成長していくうちに視野が広がって

ワンワン=イヌということを理解するようになります。

 
これを聞いて

”子どもの発信に耳を掛け向けてこなかった”
と心配になってしまったママ達もいますね。
 
心配はいりません。

実のところは、発達に偏りがなければ、
子供は自然に言葉を獲得していきます。 

 

発達障害の子ども達と言葉の獲得

 
発達障害の子供たちは?!というと
社会性の課題があるために

自分以外の人との関わりが
気薄になりやすい傾向があります。

   
なので自分以外の大人との愛着の構築がゆっくりなのです。

  
言葉の獲得は先ほども書いたように、

愛着関係の上に構築されます。

  
発達障害のお子さんは、

愛着の関係が気薄になる場合が多いので遅れることが多くなります。
 

なので親が十分に、言葉かけをしなかったから
言葉の獲得が遅れるわけではないのです。

 

言葉の発達のためにできることは何か?!

では言葉の発達のためにできることは何かと言えば

まずは話しかけること。

”ゆっくり”話しかけることが大事です。

 

一語文が60語ぐらい獲得できたら

2語文がだいたい話せるようになります。

 

言葉が出てこなくても、大人の話していることを

子供が理解しているか?!というのも実は大事なことです。

要は

「コップを持ってきて。」

と大人が子どもに言ったら、コップを持ってこれるかということです。

 

それがわかれば、子どもが

「言われている言葉は理解できている」

ということになります。

 

また言葉の理解として大人側が覚えておかないといけないのは

言葉を発するだけでは実はNGで

自分以外の他人とコミュニケーションができるようになるためには

”応答”の関係ができるようにならないといけないのです。

 

一方的に話すのではなく

「これはなぁに??」

と大人が聞いた時に

「りんご」

と答えられるようになるということです。

 

言葉はコミュニケーションのツールの1つです。

目に見えやすいものではありますが、

そこにとらわれ過ぎると

”言葉の意味を理解する”ということが忘れがちです。

 

言葉は見えないからこそ、

発達に偏りがある子ども達がつまづくのも言葉です。

特に子ども達が成長してからの

”非言語的なコミュニケーション”は

偏りのある子ども達には課題が多く出てきます。

 

そのあたりを大人は理解して

発達の偏りがある子ども達と関わっていく必要があるのです。