子どもの吃音。親として気をつけることはどんなことがありますか

どもり…吃音の一つ。 

 

「テ、テ、テ、テーブル」

みたいに言いたいけど言えない。

時には口を真っ赤にして怒りながら、

やっと発言する子も。

 

あとは、ちゃ、ちゅ、ちょ、

などになりやすい子。

舌っ足らずとも言いますね。

 

例えば、「あのさー」が「あのちゃー」となります。

 

要は、滑舌が悪いということです。

 

原因としては

「口腔機能の発達のゆっくりさ」

があげられます。

 

また吃音は、口腔機能だけをみてしまいがちですが

口腔は全身の発達とも繋がっているので、

粗大運動をやることで

口腔機能が発達することはよくあります。

 

歩くのが上手になったなと思ったら

ご飯を噛むようになったなど、全身との関係は密接です。

 

 

 

 

 

 

あと吃音で注意しないといけないのは舌小帯の存在。

そこがくっついていると

舌がうまく動かせなくなります。

 

舌を「べーっ」としたときに、舌が十分に出せるか?

を確認をしてください。

 

1歳半ぐらいの話し始めの時期の吃音は

そこまで気にしなくても大丈夫。

 

年齢があがるとなくなっていくことが多いです。

 

吃音の対応も療育の範囲ですが

本格的にするのは、文字が読めるようになった5歳児から。

それまでは全身の粗大運動が中心の療育指導になります。 

 

大概、吃音のあるお子さんは体の動きが滑らかじゃないことが多いです。

協調運動が苦手な場合も多いです。
 

 

 

 

 

 

 

 

3歳ぐらいで、吃音のあるお子さんのママから聞くのが

「私が子供を怒りすぎているから(子供は)吃音なんですか?」

と言う言葉。

 

精神的なもの影響を考えているんだと思います。

 

関係がないとは言い切れませんが 

それだけで吃音になってしまうならば 

世の中の子供全員が、吃音になっちゃうと思うので

違うと思います。

 

また心理的な観点からみると、

親が吃音を気にしているうちは

吃音は治りません。

 

なぜなら子供は

”親からの評価を常にうけている状態”なので、

常に緊張状態です。

余計に緊張して、滑舌も悪くなります。

 

親が気にしなくなると

吃音の頻度が減るのはよくあります。

 

ではどんなことに吃音をお持ちのママさんが気をつけることがあるかというと

  • ・間違えても言い直しをさせない
  • ・正しい発音を親がゆっくりと返す
  • ・言いたいことを最後まで言い切らせる
  • ・聞き取れなかったことは、聞き手に問題があるように話す

と言ったことです。

 

口の周りを動かすこと

例えば…

  • ・シャボン玉をふく(ストローで)
  • ・唇に蜂蜜をつけてなめさせる
  • ・唇にのりをつけてとれるかやる
  • ・大きく口をあける体操をする
  • ・ソフトクリームをなめる

などをすると、口腔機能がなめらかになっていきます。

 

子供って残酷なので保育園や幼稚園で友達同士で 

聞き取れないことが出てくると 

「○○チャンの言ってることよくわからない」

とか言っちゃうんですよ。

 

親はとりあえず聞き取れていても、

周りからみたら

聞き取れないことが多いと言うことです。

 

だんだん、そう言われる頻度が

増えてくるようならば

療育に通うことも視野に入れましょう。

 

 

 

 

 

私のつとめる保育園の卒園児で

保育園時代、本当に、吃音がひどかった子がいました。

 

全く聞き取れない。

 

だけど、ママは

「聞き取れる」

と私には言うので様子をみていたのですが、 

5歳になり吃音で、友達から虐められることがあり

療育に通うことにしました。

 

一年療育に通い、卒園。

小学校でも言葉の教室に通っていたかな。

 

小学5年生になって

保育園に遊びにきたときは

吃音は気にならないほどになっていました。

 

ママに聞いたら、

小4ぐらいから自分で気を付けるようになったそうです。

 

自分で気をつけられるようになると、吃音はグンと良くなります。

 

吃音があるからダメではなく、

うちの子は吃音があるから、

緊張したがりなんだな、

不器用さんなんだな、

そんな風に子供をみていくことが親としては大事なことだと思います。

 

また吃音は話すことが

子供が嫌にならないように 

親のサポートが大事になります。

 

話すことをごまかすようになったら

それは”心”が傷ついているサインなので

心のケアが必要です。