ADHDの診断を受けたことで「私の子育ての仕方が悪かった訳ではないんだ」と初めて思えた

我が子が発達障害やADHDだと分かったときに

私が思ったように、”我が子を病気にしてしまった”という思いをもつ人もいれば

 

詳しくはこちらの記事をどうぞ→子供がADHD、発達障害の診断をうけたことで起こった親の心の変化

 

「私の子育ての仕方が原因じゃなかったんだ。」と安堵する人もいます。

 

その違いはなんでしょうか。

どちらの思いがいいとか、悪いとかはありません。

そこにはママが体験してきたことや、思いが深く関係しているのです。

 

相性が良い、悪いという親子関係とは何か

子育ては、実は大人と子供の人間関係です。
なので相性というものが存在します。
 
要は”相性がいい関係””相性が悪い関係”が存在するということです。
 
しかし
”親は子供を可愛がれて当たり前”
”子供との関係は良くて当たり前”

“子供を可愛いと(親が)思えないなんて信じられない”
という社会の風潮があります。

 
 
なので、子供との関係が悪いことを、

“自分の子育てのせいではないか?“とママが

自分自身を責めていることが多くあります。

 

では子供と”相性がいい”、”悪い”とは何でしょうか?

 

仲が良い、悪いとはちょっと違います。 

 
子供と相性がいいというのは、

何かトラブルがあった時に、子供の話を聞いてあげることができ

「そうだよね。」
「そう思っていたんだ。」
と言ってあげられる関係かどうかということです。

 

要は、子供の思いや感情に寄り添ってあげられる関係であるということです。

 

育てにくい我が子の存在

子供との相性が悪い時に、その根底にあるものは何かというと、”我が子が育てにくい”ということがあげられます。

親が思い描いた通りに子育てがいかないというのもあります。

 

例えば

「子育てってこういうものだよね。」

とか

「子育て雑誌には、○ヵ月には○○ができると書いてあるけど、うちの子はできない。」

とか

「(我が子が)どうして、泣いているのか分からない。」

とか

「偏食が激しくて、作ったもの全部だしてしまう」

「呼んでも目が合わない」

などがあります。

 

勇気をふり絞り、周りに相談すると

「気にしすぎだよ。」

「大丈夫だよ。」

と取り合ってもらえず、落胆することもあったりします。

相談しても取り合ってもらえないことが続くと、周りには相談できなくなります。

 

でもママの不安は拭えないままなので、些細なことで

「何でできないんだろう。」

「何が私の子育てでダメなんだろう。」

という思いが積み重なっていき、我が子を”育てにくい”と思うようになります。

 

その間ママは一生懸命、我が子をわかろうともがいています。我が子のことがわかりたいのに、わからなくて“どうしたらいいか“と悩んでいるのです。

 

しかしそのママの思いを、周りはわかりません。

 

例えば、義両親から

「(子どもがそんな風になっているのは)あなたの育て方の問題じゃない。」

と言われたり、自分の親からも

「なんだか扱いにくい子よね。」

と言われたり…

 

ママはその周りの言葉に一喜一憂して、疲れてしまいます。

 

”育てにくいな”と思って我が子を育てるのと、”私の育て方が悪いのかな”と育てるのでは、我が子への接し方は実は違ってきます。

 

育てにくいなと思いながら接すると、

我が子に何が必要なのか?

我が子のどこが他の子と違うのか?

と客観的に我が子を見るようになります。

 

逆に私の育て方がおかしい?と思いながら、我が子と接すると

”何でできないんだろう?”

と自分を責めてしまうことが増え、子育てをツラく感じることが多くなってしまいます。

 

 

「私の育て方ではなかったんだ」と思ったママの話

私の友人で発達障害だと診断されたお子さんのママがいます。

彼女はずっと、我が子を何かおかしいと思ってモヤモヤしていました。

それを周囲に話しても、初孫だったものあり、“大丈夫”と言われたり、気にしすぎと言われていました。

 

私はそのお子さんに会ったことがありますが、2歳でアンパンマンのキャラクター名前を100個近く覚えていたり、絵本は一回読めばほぼ丸暗記していました。

 

私は発達障害の子ども達を多くみてきているので、発達障害かな?と感じてはいました。

 

幼稚園に入り、集団保育になじめず、4歳の途中から療育指導に通うようになりました。

 

小学校に入り、友達との関係が悪化したり、空気の読めなさ感、(例えば、「漢字を練習してきてね。」と担任に言われたら、ノート3冊分を練習してきてしまう)が目立つようになり、発達検査を受けたところ、発達障害と診断されました。

 

診断をうけたときに友人が思ったのが

「私の育て方じゃなかったんだ」

という思いだったそうです。

「”自分の子育てのせいじゃない”と知って、心が解放された。」

と言っていました。

 

友人は、“何でだろう”、“どうしてだろう”と

自分を責め続ける子育てをしてきたんですね。

 

そんなツラいことしかない子育ては、もう卒業しましょう。

 

発達障害は誰が悪いわけではない

発達障害は誰が悪いわけではありません。

そういった特性を持った子供というだけです。

 

親は原因を探してしまいがちです。しかし、原因を探しても解決にはなりません。

原因は過去でしかないからです。

親と子がみないといけないのは未来です。

 

これから、どうしていったらいいか?を知らなければ、子供とのこじれてしまった関係を修復することができません。

 

修復するためには親が、“お子さんの思っていること、感じていることを知る”が大事になります。

“知る”ことは、子供を理解することにつながります。

 

そうすることで、親が抱えてきた育てにくさを少し楽にとらえられたり、問題行動を別の角度から見ることができるようになっていきます。

 

また何かあったとき子供の思いがわからなければ、子供に寄り添うことはできません。

思いがわかることで

「そう思っていたのか」

と寄り添えることができるようになります。

 

親と子の“心の距離”が近くなっていくことが、親子関係を改善するきっかけとなるのです。

 

親子/家族円満ヒーリングを通して、お子さんの思っていること、感じていることを知ってみませんか?